2021年4月17日土曜日

まさに大迷惑!なんとか避けたい単身赴任 そのデメリットとは?


こんにちは。ワーク太郎です。


今回は、単身赴任について考えてみたいと思います。

単身赴任がどのような状態かというと、

会社に転勤を命じられた際に、

家族は現住所に残して、

自分だけ転勤先に居住地を移し、

家族と離れて仕事と生活を行う状態を指します。


この単身赴任が原因で、

退社や転職してしまう人も沢山います。

単身赴任はどのような場合に発生するのでしょうか?

地域採用でない限り、総合職で採用された場合は、

国内では、北は北海道から南は沖縄まで

時には、海外に転勤を命じられることがあります。

独身の場合、引っ越しも比較的楽にできますが、

結婚していて、家族がいる場合には

マイホームがあったり、

子どもが通っている保育園や学校を変わることができず、

家族は現居住地に残り、

自分だけ単身赴任で離れて生活することがあります。


単身赴任のデメリット

①金銭面で大きなマイナス

単身赴任をすると、

金銭面で非常に厳しい状態になります。

会社負担と自己負担となるものは

次の通りです。


会社負担となる項目

・単身赴任手当

・家賃負担、社宅など

・帰省費用(月1回分)

自己負担となる項目

・家具、電化製品一式

・電気代

・水道代

・通信費

・自治会費

・食費

などとなっています。


上記のように、社宅や借り上げで家賃などは

会社が負担してくれると思いますが、

電気代、水道代、通信費、自治会費などは

自己負担となります。

一人暮らしになるので、

一人分の食事をわざわざ作るのも面倒ですので、

外食も増えて食費はかさみます

また、家具や電化製品(洗濯機、冷蔵庫、テレビなど)

を一式揃える必要があります

自宅にも一式揃っているのに、

もう一度買い揃えるのは無駄ですよね。


また、家族が住む自宅に帰る帰省費用を

会社側が負担してくれることはあります。

ただし、良くても月に1回分の交通費程度となります。

ところが、月1回の帰省では少ないと感じて

月1回以上、帰省する人も沢山いますが、

月1回以上の交通費は自己負担となります。

この負担は、自宅と転勤先の距離によりますが、

例えば、

大阪に自宅がある人が東京に単身赴任したとします。

その場合、新幹線代が片道14,720円ですので、

往復で大体3万円くらいかかります。

毎週土日(月に4日分)帰省したとしますと、

会社から帰省費用 支給額:29,440円(月1日分)

自己負担の帰省費用 :88,320円(月3日分)

となり、

毎月約9万円、年間で108万円の支出増

となってしまいます。


単身赴任手当は3~5万円程度しかもらえませんので、

自己負担となる項目を補うことは非常に難しいです。

このため、単身赴任をする前よりも

実質所得は少なくなっていることになります。



②家事の負担が増加

単身赴任する前は

家族と家事は分担することができますが、

単身赴任後は、一人暮らしとなるため、

家事は全てやらなければいけません。

家事として、

・掃除

・洗濯

・買い物

・役所手続き

・ゴミ出し

などがあり、

仕事をしていない時間に家事をする必要があります。

慣れない人暮らしの中、

かなり体力的にもメンタル的にも厳しいと感じる

人も多くいます。



③家族と疎遠になる

単身赴任をしていると、

当然、家族とのコミュニケーションの時間は

急激に少なくなります。

家族との生活できないことで

家族との思い出を作ることができず、

将来的に寂しい思いをすることがあります。

(家族も初めは離れて暮らして寂しいと

 思ってくれますが、正直そのうち慣れてきて、

 自分がいないのが普通になってきます)

長い期間、単身赴任が続くと、

折角、結婚して家族ができたのに

家族と生活ができず、

家族との思い出が作れないと

言うことは最大の損失と思います。


単身赴任の対策

単身赴任は極力避けたいものではありますが、

とはいえ、会社の都合があり、

総合職として就職したからには、

契約上、転勤もやむを得ないことで、

一時的な単身赴任も仕方ないことです。

ただ、単身赴任はあまりに

金銭的、精神的に厳しいものですので、

会社側も本人が希望すれば数年程度で家族と生活を

できるように配慮すべき思います。

何十年も単身赴任をさせるような会社の場合は、

自宅に近い地域への転職も視野に入れた方が良いでしょう。

思考停止のままで、会社の指示の通りに生活をしてしまうと

定年後に後悔する人生になりかねません。


以上、参考になればうれしいです。

ではまた。 

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