2021年10月2日土曜日

【管理職向け】モチベーション低下を防げ!超簡単!部下と良好な関係を築く4つの会話術

 

こんにちは。ワーク太郎です。


今回は、部下との関係に悩む方におすすめ

「良好な関係を築く4つの会話術」をご紹介致します。

上司になると厳しい内容や納得してもらいにくい業務を

部下に頼まないといけない場合があり、

悩まれている方も多いかと思います。

部下への伝え方、指示の出し方に問題があると、

部下のモチベーション低下や離職を招く恐れがあります。

極力、部下とは良好な関係と築いておくことが、

今後の自分のキャリアに良い結果を

もたらすことは明白なため、

できるだけ部下とは良好な関係を築くことが望ましいです。

しかし、一緒に飲みに行ったり、ランチを奢るなどで

良好な関係を築こうとする昔ながらの方法は、

最近の若い世代には嫌がられる傾向があり、

金銭面での負担も軽くはありません。

そこで、少しだけ喋り方や伝え方を変えるだけで

簡単かつ、ノーコストで部下のモチベーションを保ち、

部下との良好な関係を築ける方法を述べていきます。


このような方におすすめ

・現在、部下と良好な関係が築けず、悩んでいる方

・管理職に昇格し、マネジメントを学びたい方

・これから部下と協力して業務を行うことになる方


良好な関係を築く4つの会話術

①指示は質問で行う

部下に指示を出す場合に、次の二人の上司の場合、

どちらの上司が部下に好まれるでしょうか?

上司A「3時までに資料を作って。

    ミスがないように良く確認するように」

部下 「わかりました」

上司B「3時までに資料を作ってもらえる?

    ミスがないかよく確認もお願いできる?

部下 「わかりました」

同じ指示内容で部下からの回答も同じです。

しかし、部下は上司Bの方を好みます。

これは、人の心理として、

人に指示されて行う作業と主体的に動いて行う作業では、

主体的に動く方が満足が高まるためです。

上司Bの方は、部下に選択肢を与えており、

部下としては自らそれを選択したと感じるため、

モチベーション高く仕事に取り組んでくれます。

(実質は強制にも関わらずです)

会話の語尾を少し変えるだけで、

同じ指示をしても部下の感じ方は変わります。


②部下の報告には、まず「ありがとう」

部下から報告を受ける時に、次の二人の上司の場合、

どちらの上司が部下に好まれるでしょうか?

部下  「資料作成しました。確認お願いします

上司A「そこに置いておいて」

部下  資料作成しました。確認お願いします

上司Bありがとね。そこに置いてもらえる?」

当然、上司Bの方が部下には好まれます。

資料の内容や出来などはひとまず置いておいて、

まずは感謝を伝えましょう

感謝されると、承認欲求が満たされるので、

部下のモチベーションを高めることができます。

勿論、内容に不備などがあれば、感謝を伝えた後に

その指摘はしっかり伝えてください。


③部下との会話は丁寧語で

部下に話しかける時に、次の二人の上司の場合、

どちらの上司が部下に好まれるでしょうか?

上司A「明日の会議は重要だ。絶対遅れるなよ。

     資料も急いで作れよ!」

上司B「明日の会議は重要です。遅れないようにしましょう。

     大変だと思いますが、資料も急ぎでお願いします」

当然、上司Bの方が部下への心理的な負担は少ないです。

ちゃんと業務を遂行している部下に対して、

不必要にきつい言葉を投げかけるのは、

デメリットしかありません

部下は口調がきつい上司とは会話をしたくないため、

報告などの情報交換が少なくなってしまいます。


④部下にはちゃんと「君」「さん」を付ける

これはあたりまえですが、部下を呼ぶときには、

ちゃんと「〇〇君」「〇〇さん」と

呼ぶように気を付けましょう。

誰でも呼び捨てにされると気分が悪いものですので、

上司になったからと言って、

部下を呼び捨てにするメリットはありません

嫌われるだけです。


まとめ

部下と良好な関係を築く4つの会話術としては、

①指示は質問で行う

②部下の報告には、まず「ありがとう」

③部下との会話は丁寧語で

④部下にはちゃんと「君」「さん」を付ける


今回の内容では、決して部下に媚びろとか甘やかして

良好な関係を築けとは言ってません。

同じ内容を伝えるのに、部下に不必要な負担を与えている場合、

上司として無能と言われても仕方がないです。

何故、上司の私が部下に気を遣わなければいけないのか?

とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、

管理職として、会社の業績に貢献する必要があるのに、

自分の言動で、部下のモチベーション低下や離職率の上昇など、

会社に不利益をもたらしてはいけないからです。

今回挙げた4つの会話術は超簡単な内容で

心がけ次第ですぐに実施できますので、

もし、部下と良好な関係が築けずに悩んでいる方は

是非ともお試しください。

意外とこれくらいで仲良くなれるものですよ(^^)


以上、参考になれば嬉しいです。

ではまた。

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