こんにちは。ワーク太郎です。
今回は、部下との関係に悩む方におすすめ
「良好な関係を築く4つの会話術」をご紹介致します。
上司になると厳しい内容や納得してもらいにくい業務を
部下に頼まないといけない場合があり、
悩まれている方も多いかと思います。
部下への伝え方、指示の出し方に問題があると、
部下のモチベーション低下や離職を招く恐れがあります。
極力、部下とは良好な関係と築いておくことが、
今後の自分のキャリアに良い結果を
もたらすことは明白なため、
できるだけ部下とは良好な関係を築くことが望ましいです。
しかし、一緒に飲みに行ったり、ランチを奢るなどで
良好な関係を築こうとする昔ながらの方法は、
最近の若い世代には嫌がられる傾向があり、
金銭面での負担も軽くはありません。
そこで、少しだけ喋り方や伝え方を変えるだけで
簡単かつ、ノーコストで部下のモチベーションを保ち、
部下との良好な関係を築ける方法を述べていきます。
このような方におすすめ
・現在、部下と良好な関係が築けず、悩んでいる方
・管理職に昇格し、マネジメントを学びたい方
・これから部下と協力して業務を行うことになる方
良好な関係を築く4つの会話術
①指示は質問で行う
部下に指示を出す場合に、次の二人の上司の場合、
どちらの上司が部下に好まれるでしょうか?
上司A「3時までに資料を作って。
ミスがないように良く確認するように」
部下 「わかりました」
上司B「3時までに資料を作ってもらえる?
ミスがないかよく確認もお願いできる?」
部下 「わかりました」
同じ指示内容で部下からの回答も同じです。
しかし、部下は上司Bの方を好みます。
これは、人の心理として、
人に指示されて行う作業と主体的に動いて行う作業では、
主体的に動く方が満足が高まるためです。
上司Bの方は、部下に選択肢を与えており、
部下としては自らそれを選択したと感じるため、
モチベーション高く仕事に取り組んでくれます。
(実質は強制にも関わらずです)
会話の語尾を少し変えるだけで、
同じ指示をしても部下の感じ方は変わります。
②部下の報告には、まず「ありがとう」
部下から報告を受ける時に、次の二人の上司の場合、
どちらの上司が部下に好まれるでしょうか?
部下 「資料作成しました。確認お願いします」
上司A「そこに置いておいて」
部下 「資料作成しました。確認お願いします」
上司B「ありがとね。そこに置いてもらえる?」
当然、上司Bの方が部下には好まれます。
資料の内容や出来などはひとまず置いておいて、
まずは感謝を伝えましょう。
感謝されると、承認欲求が満たされるので、
部下のモチベーションを高めることができます。
勿論、内容に不備などがあれば、感謝を伝えた後に
その指摘はしっかり伝えてください。
③部下との会話は丁寧語で
部下に話しかける時に、次の二人の上司の場合、
どちらの上司が部下に好まれるでしょうか?
上司A「明日の会議は重要だ。絶対遅れるなよ。
資料も急いで作れよ!」
上司B「明日の会議は重要です。遅れないようにしましょう。
大変だと思いますが、資料も急ぎでお願いします」
当然、上司Bの方が部下への心理的な負担は少ないです。
ちゃんと業務を遂行している部下に対して、
不必要にきつい言葉を投げかけるのは、
デメリットしかありません。
部下は口調がきつい上司とは会話をしたくないため、
報告などの情報交換が少なくなってしまいます。
④部下にはちゃんと「君」「さん」を付ける
これはあたりまえですが、部下を呼ぶときには、
ちゃんと「〇〇君」「〇〇さん」と
呼ぶように気を付けましょう。
誰でも呼び捨てにされると気分が悪いものですので、
上司になったからと言って、
部下を呼び捨てにするメリットはありません。
嫌われるだけです。
まとめ
部下と良好な関係を築く4つの会話術としては、
①指示は質問で行う
②部下の報告には、まず「ありがとう」
③部下との会話は丁寧語で
④部下にはちゃんと「君」「さん」を付ける
今回の内容では、決して部下に媚びろとか甘やかして
良好な関係を築けとは言ってません。
同じ内容を伝えるのに、部下に不必要な負担を与えている場合、
上司として無能と言われても仕方がないです。
何故、上司の私が部下に気を遣わなければいけないのか?
とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、
管理職として、会社の業績に貢献する必要があるのに、
自分の言動で、部下のモチベーション低下や離職率の上昇など、
会社に不利益をもたらしてはいけないからです。
今回挙げた4つの会話術は超簡単な内容で
心がけ次第ですぐに実施できますので、
もし、部下と良好な関係が築けずに悩んでいる方は
是非ともお試しください。
意外とこれくらいで仲良くなれるものですよ(^^)
以上、参考になれば嬉しいです。
ではまた。
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