2021年6月13日日曜日

【羨ましい?】大手企業 嫌われるコネ入社(縁故採用)は果たして悪か?

こんにちは。ワーク太郎です。


今回は、嫌われるコネ入社(縁故採用)

は果たして悪か?という話をします。

コネ入社(縁故採用)とは、

自分の親や親戚などから紹介された会社に

採用試験を優遇してもらい、入社することです。

一般採用試験を受けている就活生には

たまったものではありません。

コネ入社は、卑怯でズルく、汚い方法と

考えている方は多いと思います。

ただ、実はコネ入社(縁故採用)は

会社側には非常にメリットがある採用方法です。

会社側のメリットとコネ入社する就活生の

メリットとデメリットについて述べていきます。


コネ入社による会社側のメリット

①社員が仕事を持ってくる

私の妻は働いておりまして、

妻の勤めている会社は取引先が多くあり、

その取引先のご子息が入社してくることが多々あるそうです。

この場合、取引先の方は自分の息子、

娘が入社している会社との取引を中断しにくくなるため、

安定した取引先となり、会社の利益に貢献してくれます

会社側としては、同じような能力で

仕事を持ってきてくれる人と仕事を持ってきてくれない人では、

会社の利益に貢献してくれる方を採用するのは、

営利団体として適切な判断となります


②コネ入社の人材は意外と優秀な人が多い

コネ入社で入ってくる人は意外かもしれませんが、

優秀な人が多いです。

これは、あまりに能力が低いとか性格に問題がある

ような息子や娘を取引先や自分の勤めている会社

に入社させると自分の立場がなくなるからです。

自分の勤めている会社で自分の息子や娘が問題を起こした場合、

当然、自分の昇進に影響がでます。

ある程度、親や親戚に認められている人でなければ

会社を紹介してもらえません。また、会社側にとっては、

採用する人の親が分かっているというのは、

かなり大きな判断材料になります。

親がしっかりしている場合、

ご子息もしっかりしていることが多いです。

親がダメだとご子息もダメな感じになりがちです

(もちろん、例外もありますが)

面接で30分~1時間くらい話しただけの人より

親の姿が分かる人を採用したくなるのは

仕方がないことかと思います。

現に、大手企業(某自動車メーカーなど)では

親子2代で同じ会社に勤めている人が多くいます

これは、家族で会社との関係があるため、

会社に対する忠誠心が高まり、会社側にとって、

退職のリスクが少なくなるメリットがあります。


コネ入社する就活生側のメリット

コネ入社する就活生の最大のメリットは、

採用で優遇され、大手企業などに

就職できる可能性が高まることです。

私が大学の時に、大手財閥系化学メーカーに

就職サイトからエントリーしたことがありましたが、

エントリーしただけで落ちました。

エントリーシートも見てもらえませんでした。

一方、同じ大学の先輩は、親戚の紹介で

この大手財閥系化学メーカーだけ受験し、

見事に合格し、就職活動を完了していました。

あとでわかったことですが、

この財閥系企業はよほどの高学歴でない限り、

コネがないとまず入れないみたいです。

逆に、コネがあると簡単に入れるみたいです。

(結構、有名な話みたいです)



コネ入社する就活生側のデメリット

コネ入社の最大デメリットは、

これはもう社内で嫌われる恐れがあることです。

コネ入社していない人からすると、

汚い手を使って入社したと思われ、

色々と仕事で苦労することがあります。

コネ入社だから仕事ができないと

偏見の目で見られる恐れもあります。

仕事で実績を上げて、時間をかけて認めてもらうしかありません。

また、親戚などに協力してもらって、

入社しているので、会社を辞めたくなっても

退職しにくいなどのデメリットもあるかと思います。

人生の自由度が下がるかもしれません。



まとめ

会社側のメリット

・取引に繋がり、会社の利益に貢献する

・意外と優秀な人材が取れる


コネ入社する就活生

メリット

・大手企業などに就職できる可能性が高まる

デメリット

・社内で嫌われる恐れがある

・人生の自由度が下がる恐れがある


コネ入社が会社側の利益をもたらす限り

コネ入社は無くならないでしょう。

また、会社側は営利団体ですので

目的は株主に最大限の利益を還元することです。

この点から仕方がないことではあります。

一方、よく考えないといけないのは

コネ入社する就活生の方です。

安易に大手企業に入れるからと言ってコネ入社してしまうと

入社してから辛い思いをするかもしれません。

良く考えてから選択してください。

アドバイスとしては、コネ入社で入社しても

コネ入社の件は、黙っておくことが賢明かと思います。


以上、ご参考になれば嬉しいです。

ではまた。

 
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