2023年11月2日木曜日

住友化学の決算分析!通期の純利益が950億の赤字に! 創業以来の危機!?役員は報酬返上でボーナスなし! 構造改革の発表で買い?決算内容と今後の株価を解説!

 

こんにちは。ワーク太郎です。

374本目のYouTube動画をアップロード致しました。


今回は、

住友化学の決算分析!通期の純利益が950億の赤字に!

創業以来の危機!?役員は報酬返上でボーナスなし!

構造改革の発表で買い?決算内容と今後の株価を解説!

という内容について考えてみました。

良ければ、視聴して頂けると嬉しいです。


動画内容

【住友化学 株価指標(2023/11/2時点)】

配当利回り:3.13%

PER         :非表示

PBR   :0.51倍


株価と株価指標


【ポイント】

・住友化学の決算分析。通期純利益が100億円の黒字予想から

 950億の赤字に下方修正。全事業で下方修正という異常事態。

 社長から「創業以来の危機」との発言。役員賞与なしに。


               下方修正の内容

第二四半期の時点でコア営業利益は967億円の赤字

 通期業績予想(下方修正後)のコア営業利益が

 700億円の赤字なので、下期は黒字化しないといけない。

            第二四半期の実績

・今期2Qのフリーキャッシュフローは1951億円のマイナス

 借金で補う状況。親会社所有者持分比率も27.9%と低く、

 有利子負債は1.6兆越え、D/Eレシオは1.1倍と厳しい状況。

         キャッシュフローの状況

危機的状況への対策として、①短期集中業績改善策と

 ②抜本的構造改革を決算の場で説明。①短期集中業績改善策では

 事業売却、株、資産の売却で5000億円のキャッシュを創出。

 ②エッセンシャルケミカルズでの他社との連携を示したが、

 それ以上の説明はなく、詳細は2024年度初めに公表するとのこと。


【感想】

いよいよやばい状況に。財務が相当厳しいのが伝わってくる決算内容。

住友精化、住友ベークライト、稲畑産業とかの株も売るのか?

売却した場合、住友系列の崩壊に繋がらる可能性も。

抜本的構造改革は今から考えるのでしょうか?

業績が良い時に、構造改革考えておかないと、業績が悪化した後には

余裕がなく、良い構造改革にならない恐れがある。

ひとまずは手を出さない方が無難と言える状況。

(個人的な見解ですので、株のご購入判断は自己責任でお願いいたします)


↓YouTube動画

以上、ご参考になれば嬉しいです。

ではまた。

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